波のまにまに。〜すなみちな日々。

すなみち@楽に生きる方法を模索中。40代ワーキングマザー。日常の思考の波間からなるべく丁寧に言葉を拾って紡ぎたいなと日々言葉を紡いでいます。

ママたちよ、ゆるキャリを恐れるな。

4月に入り、1週間が過ぎました。
当初は心配だった、息子の学童も今のところ本人曰く「楽しい!」だそうで、ほっと一安心。
今日は入学式。いよいよ明日から本当の学校生活が始まるわけですが...。

 

息子の学童通いをきっかけに、私の日常タイムスケジュールも、少しだけ変わりました。

 

起床時間)8時 →7時

家を出る時間)9時→8時

終業時間)18時→17時

帰宅時間)19時→18時 

 

朝の出発が1時間早くなり、帰宅時間もその分早くなりました。

当面の間、慣れるまでは息子の学校の送迎をしていますが、それもいずれはなくなる予定です。

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 仕事時間が約1時間減り、時給で働く私はその分当然収入は減ってしまうのですが、やはり自分にとってできる範囲での優先事項は「お金<子ども」なのかなと、自分なりに割り切って考えた結果です。

 

正直、ここまで思えるようになるには、多少(いやかなり?)の感情の葛藤はありました。

「中学からは子どもにお金がかかるようになるし、もっと働くべきなのかな?」と...。

一時は割と真剣に転職も考えましたし、夫が自営業で不安定な分、自分は外に出て、ある程度の収入は確保すべきなのかな?と悩みました。

 

転職したら、収入が2倍いけるかも!?と机上で計算したこともありますが、どんどん外に出ていけるもともとアクティブな気質の人はともかく、どちらかというと内向きで、些細なことで落ち込んでばかりの、体力もからきしな私には、今の「ゆるキャリ(なんて便利な言葉)」こそがベストな選択だ。と思えるようになりました。

 

ママ飲み会で知った、人それぞれの選択

同じママという立場でも、人によって働く環境も収入も違うので、それなりに親しくなったママさん達とでも、キャリアについてざっくばらんに話す機会って、なかなかないですよねー。

でも先月、ちょこちょこ少し仲良くさせていただいている波長の合うママさん2人を、子どもの卒園のタイミングで思い切ってお食事にお誘いしてみたところ。

 

お酒も入って気持ちもリラックスしたのもあって、会話に出たのが「働き方と、キャリアの話」

うんうん!と思わず前のめりに(笑)。


お2人ともそれぞれ、保育園在園中に転職という経験をされていたそうで。

 

「この年齢で転職って難しくなかったですか?」とずけずけ尋ねる私に、「選ばなければ大丈夫〜!非正規だし。」と豪快に笑って返したお2人でした。

 

「やっぱりこれからが子どもの正念場の時期だから、収入は旦那に任せて、自分はしっかり子どもと向き合える仕事を選んだ」そうです。

 

なんて前向き。 頼もしい...。

やってみて初めて分かった、フルタイムと育児の両立の大変さ

思い返せば5年前、長男を出産後、仕事に復帰した当初の「こんなに大変って聞いてない〜!」という思い。

「みんなやってるから」自分もできると思ったけど、思った以上に大変だった。

こればかりは、本当に、経験してみないと分からない大変さでした。

 

自分の都合とは裏腹に、容赦ない急病による休み。それによって溜まってく仕事、足りなさすぎる時間...。

 

結局、2人目出産後の復帰とともに、「時給」に切り替え、夫の扶養に。

当然収入はがっくりと減り、当初は少なすぎる給与明細を見て、小さなプライドが傷ついたこともありました。

 

***

 

でも収入に反比例して精神的な余裕は確かに手に入れることができました。 

今回、改めて、「仕事よりも他を優先する、ゆるキャリ」でもいいんだ。
そういう選択しているママさんって、実は結構いるんだな...。

と思った今日この頃でした。