子どもが自立したら暇!?今から感じる危機感対策
昨日、こんな記事を見つけて、深ーく、深ーくうなづいてしまいました。
高校生のママ「超ヒマなんですけど!」 千秋が問いかける“子育て後の日々” (1/6) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)
もしかしたら、この感覚、とても共感できる人と、全くわかりませーん!な人がいるかもしれません。
私は前者です。
つい先日、「主婦の生きがいって何だと思う?」と、割と真剣に考え出して、夫にまで尋ねてしまったくらいです。
少し前から、とにかく自分が虚しくて、空っぽみたいで、居た堪れない感覚があったから。
子どもが離れた後を思うと恐ろしい…問題。
今はいいんですよ。
子どもは可愛いし、まだまだ手がかかって、ママ〜ってすがりついてくる。
少ししんどい時もあるけど、
「私って必要とされてるんだな」
って思うし、存在意義を感じる。
いつも子どものことで頭がいっぱいな自分に誇りも感じる。
子どもが熱でも出したら、ママは本気モードですよ。子どものために仕事を休むのも厭わないし、病院に連れて行ったり優しく看病したり。
子どもに愛情を感じるし、子どももそのまま返してくれるから。
嬉しくて、幸せで、仕方ないんです。
でもふと、空き時間ができてしまった時。戸惑いませんか?
家事やスマホいじりしかやることが見つからなくて。最初はいいでしょう。
でも続けばだんだん退屈になってくる。途端に空っぽすぎる自分を発見して、びっくりするんです。
しかし、何かをするには時間が足りなく、また気力も、考える時間もない。
だってすぐに夕方になって、子どものことだけを考える時間がやってくるから。
そんな毎日で、もう6年が経とうとしています。
いざ子どものことを考えなくていい時間がたくさんやってきたら?
一体何を考えたらいいの?
何に頑張ればいいの?
フルタイムのお母さんなら、仕事にやりがいを見出すことが、環境的に用意されているでしょう。
むしろ、これまで子育てとの両立で、あまり仕事ができなくて悔しかった分を取り戻せばいいかもしれない。
でも、仕事をしてないお母さんは?
キャリア脱落してしまって、お小遣い稼ぎ程度のパートしか、もはや道がない人は?
それに、どうしても、仕事にやりがいを見出せない人だっているでしょう?
そんなことを考えたら、恐怖です。急にポカーンと放り出されてしまうような、虚しさや、寂しさという危機感があるのです。
そんな予感が、私に「主婦の生きがい」について、まじまじと考えさせるきっかけになったのだと思う。
ちなみに夫の答えは、「それは主婦だからとか関係ない。男も同じ。」でした。
男だって、人生の半分はサラリーマンしながら日々の仕事に精一杯で、もう半分は家族や子どもに何とか生きがいを見出しつつ生きているものだと。
確かにそうだ。これは主婦だけの問題じゃないかもしれない。
皆んな、漠然とした不安を抱えつつ、日々を生きているのかもしれない。
しかしこうして、千秋が声を上げて表明してくれたことで、こんな危機感は、私だけの妄想なのかもしれないという考えはなくなりました。
これは妄想なんかではないと。
はっきりした課題なのだと。
今、そんなふうに考えています。