波のまにまに。〜すなみちな日々。

すなみち@楽に生きる方法を模索中。40代ワーキングマザー。日常の思考の波間からなるべく丁寧に言葉を拾って紡ぎたいなと日々言葉を紡いでいます。

息子が昨日旅立ちました。

昨日、小1の息子が私の実家である奈良に旅立ちました。

 

と言ってもさすがにまだ小1。新幹線に一人で乗せるわけにはいかず、じいじのお迎えつきです。

おじいちゃんは、わざわざ奈良から4時間かけて東京に出てきて、1泊だけして息子を連れ帰ってくれたのでした。

 

夏休み中の奈良滞在は、息子にとって夢であり、この夏の目標でした。

学校の宿題の「夏休みにしたいこと」というテーマには、きっぱりと「奈良にいく」と書いてありました。

 

ここまではっきりと決められたら、もう行かせないわけにはいかないですよね。

 

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実際は、初めて親と離れる生活に対する不安と寂しさから、ずっと気持ちは揺れていたよう。

私はもう本人が決めることに意味があると思っていたので「行っても行かなくてもいいよ。自分で決めなさい」と早くから伝えていました。

 

早めに伝えて、自分で決めたからこそ、当日、全く寂しい様子を見せず、泣くこともしませんでした。

 

奈良で何をするということもないけれど、学童生活を一旦お休みして、田舎でのびのびと過ごすことは、本人にとってとても貴重な体験、息抜きになると思いますり

 

こんな時、改めて感じる田舎があることのありがたさ…。

 

正直、トータル的な出費(主に交通費。親の行きと帰りの送迎分も含めると、8万円弱…)は痛いけれど、本人が決めたのだから、仕方ないですよね。

息子が腹決めたんだから、親はただ淡々とサポートするだけです。

 

また正直に言うと、息子を預かってもらえることで親の負担も軽くなることも嬉しいです。

毎日お弁当を作り、学童まで送迎し、夕方はお風呂に入れたり歯磨きまでして、まだまだ結構手がかかる…。

特にうちの息子は言うことを素直に聞かないタイプで、母は毎日叫ぶ日々。

その負担から少しでも解放され、親の息抜きも兼ねています。

 

いってらっしゃい!

今度会う時は少し成長した顔を見せてね。