with コロナの時代を生きる
正直、少し前までは、with コロナなんて一過性のものだと思っていました。
(でもこれは皆思ってたでしょ?夏になれば、収まると思ってたよね?)
自粛期間も終わったし、後から見たら「そんなこともあったねー」なんて、歴史には残るだろうけど、当事者の私たちから見たら、思い出話くらいになるのだろうと。
でも、社会活動を再開するにつれて、少しずつ「with コロナ」が現実味を帯びてきたような気がします。
先日、仕事でお客さんとの打ち合わせをzoomで行いました。
最初は少し緊張したけど、やってみるとなかなか楽ちんで(何より行き帰りの労力がない)、「これもいいもんだな。」なんて思いました。
また先日は、子供の学校の保護者会を、zoomで行いました。
これも緊張したけど、じき慣れていくでしょう。
結局は、適応力だな。と思いました。
やってみるまでは、抵抗があるけれど、いざやってみるとなんてことない。
夏のマスク生活も、そんな感じ。
既にそうなりつつあるけれど、ファッションの当たり前の一部になっていくでしょう。
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少し前に、アメリカのBLM運動に関連して再注目されていた、マーガレット・ミッチェル「風とともに去りぬ」を、図書館で借りてきてイチから再読しました。
まさに小説のテーマは「時代の変化に適用できるか」でした。
このコロナ禍は戦争とも言われるけれど、私たち自身が選択できるぶん、戦争よりもかなりマシだなあと思いました。
少し前から感じていた時代の変化が、このコロナ禍で、ぐんぐん加速しているように思います。
正直、私はこれ以上の自粛や活動を止めることは、してほしくないです。
何よりも欲しいのは、平穏な生活。
「普段どおり」こそが大切なのだと改めて思い知らされました。
これ以上、何かを非難したり批判したりしたくないしされたくないです。