会話力に関するとてもいい本に出会いました
先日、こんな記事を書きました。
で、それから意識してか無意識か、図書館でたまたまこんな本を見つけて、借りてみました。
これが、すごく良かったです。
「会話」の本質と、さらに実際に会話力=コミュニケーション能力を高めるにはどうすればいいか、の具体的な解がここにありました。
まず、導入の掴みがいいです。
著者の吉田尚記さんという人を私は知らなかったのですが、アナウンサーであるとのこと。当然会話力が高いと思われますが、実は「僕も会話が苦手です」と...。
最初の方で「コミュ障」の定義が語られているんですが、
・人と会話をするのにいちいち緊張してしまう
・会話がないと気まずくて焦る
・会話後、なぜかどっと疲れてしまう
・なるべく人と話したくない
...まさにそれ私やん!!(笑)
っていうことで、すぐに本の世界に引き込まれ、文体の親しみやすさと読みやすさもあって、一気に読み終えることができました。
読み終えて思ったことですが、比喩がとても分かりやすい。
「会話は勝ち負けのないゲーム」
「サッカーのドリブルのパスをうまく回すのが会話力だ」
あと「会話は猿のグルーミング」という、以前聞いた比喩も出てきて既視感あって嬉しかったです。
やはりアナウンサーなだけあって、難しい話を分かりやすく人に伝えるというのがとても上手だなと思いました。
あまりに良かったので、図書館で同じ著者の本を探してまた借りてみる予定です。
この本は軽い文体で読みやすいし解説も分かりやすく、会話やコミュニケーション能力に悩む方が読むと気持ちがとても楽になるのでおすすめ。
機会があればぜひ読んでみてください。