図書館で楽しむ本ライフ♪
ここ最近、ずっと図書館通いをしています。
何か気になる本があればネット予約して引き取りに行き、また次の本が届く頃に返却という流れができてから、自転車で10分くらいのところにある図書館通いも今ではそんなに苦ではなくなりました。
本は当たりの本もあれば外れの本もあります。
使えるお金に制限のある自分にとって、図書館は節約しつつ色んな知識を得られる素晴らしい場所です。
ここ最近で借りた何冊かの本をご紹介します。
言わずと知れた名作ですが、小2息子と年長娘のために、寝る前に1日1冊ずつ読み聞かせを始めました。
毎回必ずハラハラするポイントがあり、次の展開が待ち遠しくてたまらなくなります。特に小2となればストーリーをかなり理解できるので、複雑な関係性や物語の背景なども併せて楽しめるみたいです。
あべ弘士さんによる挿絵も美しく、家に揃えておきたくなるシリーズです。
●池上彰 わかりやすさの罠
図書館の「新書コーナー」にて特集されていたので借りました。
思ったことは、テレビで見るとおり池上彰さんの解説、文章は本当に読みやすくわかりやすいです。普段新書というものをあまり読まない人でも、池上さんのキャラと話し方が最初から頭に入っているので、読みやすいと思います。
情報の上手な取り入れ方と選び方について書いてあります。
具体的には、読書、インターネット、テレビです。それぞれの利点と不利な点が丁寧に説明されています。
あと池上さんの1日のスケジュールが紹介されていて、やっぱりこんなに忙しい人なんだなあと改めて感服しました。また現場に立ち続けたいという思い、一線で活躍するジャーナリストとしてのプロ意識がビシビシ伝わってきたのが良かったです。
●山田昌弘 結婚不要社会
これも新書です。
少し前に、「結婚の意味」について悩んでいたこともあって借りてみました。
前近代から近代、そして現代まで結婚の意味と役割が変わってきているという部分になるほどなあと気付かされました。
そして現代の結婚がはらむ矛盾を知って、少し気持ちが楽になりました。
今後結婚はますます意義がなくなり、形骸化していってしまうような気がします。
でもそれはそれで、これまで「結婚の重み」に苦しんでいた人たちからすると、楽になっていいことなんじゃないかなあと思います。
日本人が「世間体」の重しから解放されればされるほど、ますます「結婚しない」「結婚したけど別れて再婚する」ことは気軽に、簡単に増えていくでしょう。
結婚とは、一歩間違えば著しく人権を損なう要因にもなりうるので、私としてはその流れを歓迎したいです。
「結婚って意味があるの?」と悩む方におすすめです。
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以上図書館で借りてきた本で印象に残ったものを紹介しました。
今また15冊ほど予約を入れているので、週末頃に取りに行くと思います。
読書ライフ、最高!