波のまにまに。〜すなみちな日々。

すなみち@楽に生きる方法を模索中。40代ワーキングマザー。日常の思考の波間からなるべく丁寧に言葉を拾って紡ぎたいなと日々言葉を紡いでいます。

少しずつ、自分一人の時間ができ始めました。

下の子供が小学生になって1週間。

少しずつ、自分の時間ができ始めました。

 

f:id:sunamichi:20210409170551j:plain

 

まず1番の変化は、朝ドタバタしなくなったこと。

子供を無事に学校へ送り出す8時までは最高潮にバタバタしていますが、その後はようやく私一人の時間です。

 

シンクの中を片付け、洗濯機を回し、部屋を片付け、ゆっくりと着替えと化粧をします。

 

3月までは保育園の送迎があり、こういったことができるのは、子供の送迎後、家にいったん戻ってから、会社に出かけるまでのほんの少しの時間だけでした。

朝、バタバタと慌ただしく化粧をしつつ服を着替え、まるでよそ行きの顔をして子供を保育園に送り届ける。それだけですっかり気疲れしてしまうことも多かったです。

時間がないからとシンクの中を散らかったまま家を出ることも多かったし、化粧も3分ほどでぱっぱと済ましていました。

 

でも今は化粧前にゆっくりと洗顔をし、化粧水を塗ってから、肌にちゃんとなじむまで待つ余裕を持つことができています。

なんなら、少しだけテレビをつけてニュースを見て見たり、携帯を眺める時間もあります。

気分によってはコーヒーを口に含みそんな時間を過ごすことが、私にとって朝の始まりにふさわしい時間だと思えます。

 

***

 

家を出るのが大体いつも10時前くらい。なので約2時間、丸々私の時間なのです。

 

これって、すごいことじゃないでしょうか?

 

「今欲しいものはなに?」と聞かれたら、「時間」と答えたいです。 

「なんの時間?」と聞かれたら、「本を読む時間」と答えたいです。

 

今の私には、ちょっとしたエッセイとか実用書を読む隙間時間はあるけれど、小説や物語などの長編をじっくりと読む時間がない。

 

昔みたいに声もかけられて中断することもなく、ただひたすら本の世界に没頭する時間が欲しいです。

 

トルストイの「アンナ・カレーニナ」を図書館で借りて読み始めました。

まだ物語の面白いところには到達していないけど、そんな没頭しきる時間が欲しいのです。

 

今はそんな感じです。