波のまにまに。〜すなみちな日々。

すなみち@楽に生きる方法を模索中。40代ワーキングマザー。日常の思考の波間からなるべく丁寧に言葉を拾って紡ぎたいなと日々言葉を紡いでいます。

来るべき50代に向けて備える。

久しぶりに、kindleで香菜子さんの本を見つけて読んでみた。

 

毎日、無理なく、機嫌よく。

毎日、無理なく、機嫌よく。

  • 作者:香菜子
  • 発売日: 2020/05/21
  • メディア: 単行本
 

 以前もこのブログで書いたと思うけど、香菜子さんの、カジュアルでも爽やかで、ほんのちょっぴりナチュラルテイストなファッションセンスが好きでした。

(※ファッション本、いくつか持っています。)

 

私が今回惹かれたのは、ファッション面じゃなくてライフスタイルのほう。

 

少し前から、子育てからあらかた卒業して、50代になるというのはどういうことなのかと、少し怖さも含めた興味を感じていた。

 

***

 

私の場合、まだまだ子育て真っ盛り中だけど、40才になる少し前からガクンと顔やら体が老けたと感じた。

 

白髪も目立ち、シワ(ほうれい線)が取れない。

これが歳を取るということか、やっと実感がいった。

30代半ばくらいまでは、まだまだ自分も若いつもりの気持ちが続いていた。

 

でも、これから嫌でも自分の老いという変化に向き合わないといけない。ジタバタしたくないけど、ジタバタしたくなるような...。そんなナイーブな時期を既に迎えている先人たちの服や、生活や、心のあり方を知りたい。知って少しは安心したい。そんな気持ちが今ものすごくあります。

 

***

 

本を読んでみると、当たり前だけど香菜子さんは香菜子さんでした。

むしろ40代からは、その人の本質がより一層表に出てくるような。

ていねいな生活が好きな人は、ていねいさを大切にして。こだわりがある人は、そのこだわりを大切にして。

そんなふうにすることが、自分らしく生きるということなのだと思いました。

 

20、30代の頃は、女性なら特に周りの誰かに合わせることが多かったりすると思う。

でも、周りに合わせる生活って、だんだん疲れてくるでしょう。

40代からは、もう人に合わせなくてもいい年齢。

もうグループで群れることもないし、最低限、自分の子供や家族、仕事のことさえちゃんと見ていたらそれでいい。

それを悟った人から自由になれる。

そんなふうに思いました。

 

私も少し前は夫と言い争いもよくしたけれど、最近はもうほぼないかも。(笑)

それは、自分なりのペースをなるべく大事にしようと決めたからです。

しんどい時は、早めに気づいて身体を休めたり、仕事も休みます。

子どもの世話も最低限。特に苦手な食事はけっこう手抜き、かな。

 

そう考えると、40代頃からって、その人らしさが一番見えてくる年代なのかもしれない。

そう思ってワクワク楽しく生きることにします。