波のまにまに。〜すなみちな日々。

すなみち@楽に生きる方法を模索中。40代ワーキングマザー。日常の思考の波間からなるべく丁寧に言葉を拾って紡ぎたいなと日々言葉を紡いでいます。

指差しができなかった息子、その後...。

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かなり以前に書いた記事「1才半検診を受けて感じた、初めての心配ごと」にコメントをいただいたので、息子のその後と、子育てについて思うことを書いていきたいと思います。

指差しができなかった息子、その後(3才現在)

上記の記事で書いたとおり、ウチの息子は1才半検診の時に「指差し」ができませんでした。

特に何事もなく検診は終わりましたが、私の中でしばらくモヤモヤが残っていました。

現在3才半、舌ったらずではありますが、話もしますし指差しも含めて何か伝えることができるので、今のところ問題はないと思っています。

が、少し前に保育園にいらした臨床心理士さんに「集団生活が苦手」ということを指摘されたので、1ヶ月半に一度のペースで、区の発達相談室に通っています。

そこでは臨床心理士さんの簡単なクイズに答えたり、体の使い方を見たり、絵本を見てやり取りをしていただいています。 初回の面接では、かなり詳しく発達の様子を診断していただき、○○が得意で○○が苦手、ということをアドバイスいただきました。

息子の発達は、今のところ年齢相応だそうです。ただ下肢が弱くてそこは専門の方と一緒に見ていきましょう、ということで、とりあえず安堵しました。

1年前と今では、かなり違う

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3才になった息子を見ると、その成長ぶりに驚かされます。 2才の時はおしゃべりも苦手でほぼ何を言っているか分からない状態でした。それにじっとしていることができなくて、いつも何か動いていました(笑)

この子は他動じゃないか?そう思ってネットで調べたこともあります。 が、やはり話が上手になるにつれて、頭で考えることができるようになったのか、少しずつ指示が通るようになりました。

子どもの成長って、じわじわ少しずつ発達するものだと思いますが、それは決して一定ではなく、ある時グンと伸びる時期があるように思います。 急に先生に挨拶するようになったり、フッといい子になってみたり、自分であれこれやってみようとしたり。

絵本も1才半の頃は全く興味なさそうで、読んであげてもどんどんめくってしまって困惑しましたが、徐々に聞いてくれるようになったかな。はらぺこあおむしの力はすごいッス(笑)

心配することは悪いことではない

ただ、心配することは悪いことではないですよね。発達障害などは親の目があってこそ発見されるものだと思います。

上記に書いたように確かに息子は集団で遊ぶのが苦手(ざっくり言うとコミュニケーション力が低い)ですが、いわゆる“コミュ力”は一生ついて回るもの。早めにそれが苦手だと分かっていれば、親が伸ばしてあげることができますから。

子育てに“心配”はつきものですよね。親の愛情があるからこそ、心配してしまうのです。 幸い今は発達に関する公的サービスが充実していますから、どうしても心配なら、そういうところに相談してみるのもいいと思います。

大事なことは、何に食いつくか?を観察すること

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子どもって、当たり前ですがその子によってこだわりが全然違いますよね。だから得意・不得意があるのも当たり前。不得意分野を伸ばすのも大事ですが、「その子が特に食いつくこと」を伸ばしてあげたいな、と考えています。

ウチの息子は、1人で黙々と作業するのが好きなタイプ。それを邪魔されるとものすごく怒る。(だからコミュ力がないと言われるのか...)

自分の好きなことなら、すごく食いつきます。パズルなんかが好きみたいで、家ではよく紙の迷路をさせています。何しろそれだとずっと黙々とやってくれるので、わたし自身もラクなのだ^^;まー長くて30分程度ですけどね。

***

なーんて、子育てについていっちょまえに語ってしまいましたが、具体的に何かあれば、検診の際に指摘されると思うので、とにかく普段から子どもを観察すること、それに尽きるのではないでしょうか。

それに、いわゆる“親の勘”を私は信じています。一番長く近くにいるのは母親なのだから、見ていればきっと何か感じるはず!少し気楽に構えて、おおらかに子育てできたらいいですね^^