「がんばる」と「がんばらない」のあいだ
私は普段、ワンオペ育児ということもあって、日頃からできるだけ「楽な育児」をめざしています。
平日の夕方のご飯は、30分くらいで作れる簡単な食事。 ゆっくりしたいから、夕方はEテレアニメ付けっぱなし。 自分がしんどい時には「お兄ちゃんに聞いて〜」「お兄ちゃんにやってもらって〜」と投げる... などなど。 (もっとあるけど...汗)
でも、ふとしたことで「ああ、これはもうちょっとがんばらないといかんな」と感じる瞬間も、もちろんあります。
たとえばそれは、子どものことで悩んだり。 子ども自身に指摘されたり。 保育園や他のお母さんたちのがんばりを目にしたり。
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子どもの相手をするのがしんどくて、スマホやTVを見せっぱなしにすることも、 食事を作るのがしんどくて、お惣菜や冷凍食品でごまかすことも、 子どもを叱るのがしんどくて、時には放っておくことも、
「がんばる」ことよりも「がんばらない」ことの方がずっと簡単で、 がんばりすぎるとしんどい時は、そうやって、時には手を抜いたりする。
だれでも、その「がんばる」と「がんばらない」のあいだで、揺れ動きつつ、がんばっているのだと思う。
どっちが悪いとか良いとかじゃなくて、バランスの問題。 そのバランス感覚は、人それぞれ違うのですね。
自分にとって唯一の、そのバランス感覚を磨こう。 誰がいいとか悪いとか、正しいとか正しくないとかじゃなくて。