ホリエモンという生き方〜ゼロから動き、イチにすることの偉大さを知る
先日「しくじり先生」を見てたらホリエモン(堀江貴文)が出てきてました。
そのままだら〜っと見ていると、彼がアイアンマンレースに出場した様子などをやっていて(→ホリエモンのアイアンマンレース挑戦〜壮絶226kmの全記録〜)、それが結構面白く、つい最後まで見てしまいました。
あまりに過酷で苦しそうなレースの様子に、自分もつられて辛くなってしまうほど(特に脱水症状あたりのところ)だったのですが、何と、ホリエモンは見事完走してしまうのです!
感動しました。
何かでっかいことを成し遂げる人は、そう易々と途中で辞めたりなんてしないのかもしれない。
この人の人生、苦しいこともたくさん経験してきて、普通の人なら絶対に嫌だと思うところだろうが、どこか羨ましい。人生のどん底(刑務所に入ったことなど)まで経験して、再び今はアイアンマンレースに出てTVでそれを放映されるところまで登ってきている。
全てを失った彼には、もう何も怖いものなんてないように見える。
なかなかそこまで人生を経験しきった人なんていないのでは?
そこから急に、彼のことを知りたくなって、本を借りて読んでみました。
元々私は、ホリエモンのことが割と好きで。 なんで世間的にあそこまで叩かれるのかが分からないくらいです。
まさに“出過ぎた釘は打たれる”の体現ですよね。
彼は非常に合理主義者なんだろうなあというのが伺える。たとえば、ホリエモンには離婚した妻との間に子どもがいて、別れた理由がこの記事に書いてあるのですが(→できちゃった婚と見合い結婚)、何かホリエモンらしいなーと思いました。
「子どもは可愛いと思うし子育てもやりがいのある仕事だというのは理解できるが、自分にとっての優先順位は会社を大きくする方が上だった」というくだり。
父親として育児に参加すべき、という建前は分かるが、本心での価値観はそこにはない。というリアルな心情。
ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく
ホリエモンの生い立ちから服役中、今に至るまでが、その心境をベースに書かれていて感情移入しやすかったしもっとホリエモンが好きになりました。
この本で伝えたいことはシンプル。
「自ら動け。」
自ら働き、生み出し、自信をつけて人生の荒波に揉まれていくこと。
まさに彼自身の生き方。
すごく勇気づけられたし、なんか温かかったし、素直にがんばろう!そう思えるような、そんな本。
何か難しく考えすぎていた自分に気づけるような。
Amazonでも評価が高いけど(レビュー420件!)良書です。
自分に自信がない人は、ぜひぜひ。
私も本当に自分に自信がない人なので、彼の生き方に感銘を受けました。
もっともっと今の彼のこと、知りたいと思うしメディアを通して見届けていきたい・・・!
以上でした^^
(後日談) 彼の他の本も何冊か読んでみましたが、「ゼロ」に適う面白さの本はありません。ネットでの評判を見ても「ゼロ」がずば抜けて良い様子。どうも私は一発目に良い本と巡り会ったようです^^