波のまにまに。〜すなみちな日々。

すなみち@楽に生きる方法を模索中。40代ワーキングマザー。日常の思考の波間からなるべく丁寧に言葉を拾って紡ぎたいなと日々言葉を紡いでいます。

地元民を結びつける掲示板「ジモティー」を使ってみた

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少し前、CMで頻繁に見かけた「ジモティー」。 サークル、イベントの立ち上げや不要品の譲り合いなど、同じ地域に住む人たちを結びつけ、その交流をサポートするサイトです。

今回、機会あってジモティーを利用してみましたので、その感想を書いてみます^^

「メルカリ」と「ジモティ」の違い

少し前に感想を書いた「メルカリ」はフリマ感覚で利用できるアプリでした。(→過去記事「メルカリに次ぐ掲示板「ジモティ」を使って断捨離してみた」)「メルカリ」の良い点は、アプリ上で簡単に欲しい物を探したり、不要な物を売ったりできる点。しかも交渉相手との金銭のやり取りなどをアプリ側が代行してくれて、気楽に売買を楽しむことができます。 「ジモティー」の場合、より“地元感”が強調されているところが特徴だと言えます。

また、「メルカリ」では、物が売れると販売額の10%の手数料をアプリ側に収めることに。それは実質、0円という販売価格はありえないということ。「ジモティー」の場合、0円(無料)の商品が存在します。CMでもそこが強調されていましたね。ジモティーを利用して交渉が成立しても、利用料や登録料などは不要。売買は完全に当人同士で完結されます。これは大きな違いです!

ジモティーは、あくまでも個人と個人を結びつける役割といったところでしょうか。後はお互いでやって〜という軽いノリ。気楽ですね♪

「メルカリ」と違って、売買も先着順とは限らず、問い合わせが来た中で、気に入った相手を好きなように選ぶことができます。後述しますが、これが結構ポイントで、私の場合は相手の選択で少し失敗してしまいました。

まとめると、「メルカリ」と「ジモティー」の違いは

メルカリ

  • 販売者は、手数料(販売額の10%)を運営会社側に払う
  • 遠方同士のやり取りが多く、送料は必須
  • フリマなので、ある程度稼ぎたい人向き

ジモティ

  • 売る側、買う側ともに手数料や登録料などは不要
  • 「地元での譲り合い」が主旨。なので0円であげます!もアリ
  • 売る(譲る)側は、問い合わせが来た人の中から、交渉する人を選ぶことができる

ジモティー」で私がした失敗とは

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私が出品したのは、子どもが小さい頃に使っていたオモチャ(定価6,000円くらい)。問題なく動くものの、一部壊れているところがあったので、お金をもらって譲ることは憚られました。

できれば誰かに譲りたいものの、なかなかそういう相手も見つかりません。だけど捨てるのは勿体ないし、かといって置いておくと場所も取る。せめて児童館に寄付できないかなあ・・・というところで悩んでいました。

そこで思い出したのが「ジモティー」。もらってくれるだけで嬉しいので、0円で出品しました。 すると、一夜明けると8件もの「欲しい」という問い合わせが!!しかもその中で4件の方は「地元まで取りに行きます〜」と言って下さったのです。

思った以上に多数の問い合わせをいただき、うろたえた私は真面目にも「最初にメールをくれた方」に譲ろうと決めました。しかし、これが今思うと失敗の元!(><)

その方にコンタクトを取ると「できれば送っていただければありがたいです」と言ってくださったので、お言葉に甘えて着払いで品物をお送りしました。

すると、送料が1,300円もかかってしまったのです・・・。

てっきり1,000円以内くらいで収まると思ったのに、これは計算外。おそらく相手もそんなにかかると思わなかったんじゃないかな。せっかく無料で譲れるところだったのに、これじゃあ意味ないじゃん!配送するのだって、サイズに合う段ボールを探し、送り状を取りに行き、と結構面倒でしたし。 取引が終わった後も、モヤモヤが残りました。

そもそもコンセプトが「地元同士で譲り合い」なのだから、地元の人を選ぶべきだったんですよね。そうすれば無駄な送料なども発生せず、品物を貰った人も「タダでラッキー!」という気持ちを味わうことができた。これは本当に反省でした・・・。

とまあ、色んな反省点を残しつつ、「ジモティー」初デビューは終了しました。

「無料」の力は偉大!?

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思ったのが、「無料の力は偉大だ!」ということ。次に私は幼児向け用品を出品しました。前回の反省点もふまえ、○百円程度の価格をつけて。

これが、全然問い合わせが来ないんです・・・。^^;

やはり「無料」の力が偉大だったのか、品物の需要がないのか。それは分かりませんが、とにかく全然問い合わせが来ませんでした。

やはり「無料」の訴求力は大きいのでしょうか!?

ま、そもそもここで物を譲ってほしいと思う方というのは、始めから出産用品を買うことなんて視野になく、なるべく安く!経済的に!を目指している方に違いないのです。そんな方たちに訴求したいなら、よほどお得感がないと難しいのかも。

これからは、物の状態が良くて、そこそこの価格で売れそうな物は「メルカリ」、無料でもいいから誰かにもらってほしい〜!ものは「ジモティー」と使い分けていきたいと思います。 それにしても、世の中便利になったものですね^^