「やらない」ことでミニマムライフをめざす
昨年は流行語大賞に「ミニマリスト」という言葉がノミネートされましたね。 世の中の流れ的には、“持たない暮らし”が流行りつつある様子。 私もそれに習って、家にある物を減らした〜い!とは思うものの、なかなか思うようにはいきません^^;
けれど、ここ最近思うことは、「やらない」ことを少しずつ増やしていきたいということ。 それによって、これまで当たり前のように買っていた物も、減らすことができるんじゃないか?
種類の多すぎる洗剤、化粧品、生活用品、調理器具...。 日本で売られているモノって、便利である反面、「そこまで必要かよっ!」と感じるモノが多いです。
子持ち主婦にとって“ミニマリスト”は難しい?
“ミニマリスト”に憧れるけれど、なるのは本ー当に難しい。 子持ちであることは、同時に物持ちにもなること。 ベビーカー、抱っこ紐、おもちゃ、授乳用品、オムツ、服...。どれもこれも、“ごく普通の育児”をしようと思えば必要なものです。大量の子ども用品たちに囲まれて、日々アップアップしています(笑)。
逆に言うと、これらを持つことよりも、持たない方が難易度が高いですよね。 あまりに極端なミニマムライフは、生活に難易度が増し、時としてはかえってコストがかかることも。
まずは、「やらない」ことを始めてみよう!
しかし、本当にミニマムライフは難しいものなのか? 悩む方には、まずは簡単な「やらない」ことでミニマムライフをめざすことをおすすめします。
それは、まず物を減らすことありきではなくて、これまで当たり前にやっていた習慣を見直すことで、自然に必要な物が減るというやり方。
そこで今私が、「あえてやらない」ことにしていることをご紹介します。
1、毎日お風呂に入らない
あなたは毎日、入浴していますか? 冬は寒いので、毎日熱いお湯に浸かりたくなりますよねー。
しかし私は、冬場の入浴を2日に1回にしました。 元々、乾燥肌に悩まされて始めたのがきっかけです。毎日熱いお湯に入るのは、肌にとってあまり良くないそう(しかも自分はお湯は熱い派)。 1人で子ども2人をお風呂に入れるのは大変。毎回(面倒くさいなあ〜)の気持ちもあって、思い切って省くとラクラク。
入浴は水道・ガス代もかかるし、経済的にも助かります〜。
2、毎日洗濯機を回さない
入浴を減らしたことでタオルとバスタオルの洗濯が減りました。 そこで、これまで毎日行っていた洗濯を、2日に1回にしました。これで家事の手間が減るし水道代も節約。 どうしても1回では済まない場合もあるので、1日に2回まとめて回すことも。
3、大きなバスタオルを使わない
これまで当たり前のように使っていたバスタオル。しかし使うたびに洗濯するものであり、1枚でかなりのボリュームです。 我が家では大判バスタオルをやめ、フェイスタオルとバスタオルの中間サイズである中判バスタオルと、フェイスタオルのみにしました。 まだ体積の小さな子どもたちは、フェイスタオルで体を拭いています。 これで少しは洗濯物の量も減りました。
4、洗濯の際の柔軟剤を使わない
かつては別々で購入していた「洗たく洗剤」と「柔軟剤」。だけど減りが早く買うのが面倒くさいのと節約の意味で、今は柔軟剤入り洗剤である「ニュービーズ(by 花王)」を愛用しています。
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他にもどんどん「やめていきたい」と考えていることが。
シャンプーやコンディショナーの詰め替え使用をやめたい。(詰め替え、本当に面倒くさい...手が汚れるし、容器もカビが生えて不衛生な気がする...)そもそもコンディショナー自体をやめたい。などなど「これ本当に必要?」と思うことって、無意識の習慣の中に潜んでいると思うのです。
それってつまり、生活のボリュームを小さくするということ。ミニマムライフってそういうところから始まるのかもしれません。