波のまにまに。〜すなみちな日々。

すなみち@楽に生きる方法を模索中。40代ワーキングマザー。日常の思考の波間からなるべく丁寧に言葉を拾って紡ぎたいなと日々言葉を紡いでいます。

じゃあ、お金は何に使うべきか

このブログで、さんざん「物質主義から脱するべき!」って主張しているけれど。 じゃあ、一体お金は何のために使えばいいの?お金を使うことで得られる幸福って何?ってことで、考えてみました。

1.「思い出」や「体験」に使う

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最近、幸福って思い出の結晶の積み重ねだなーってしみじみ思うようになった。

思い出ーーー旅行やキャンプなどの、体験的なこと。体験って、その時はピンと来なくても、楽しい思い出の結晶として、後から何度も眺めたり反芻することで、じわじわと幸福感を得ることができる。

日常もいいけれど、たまに味わう「非日常」ってやっぱり楽しい。 知らない世界、知らない人たち、知らない何か。人生って、“知らないこと”を味わうためにあるんだよね、って思うので、これを1位にしてみました。

だから、もっともっと色んなところに行って、色んな体験をしたいですね。

2.「食べること」に使う

人生に貪欲な人って、ほぼ「食べること」に貪欲だなーって思う。 純粋に「食べる」っていう行為自体も好きだけれど、美味しいものを誰かと一緒に食べることの幸福感って、私の中でNo.1とも言えるくらい。

私にとって、何を食べるか、はあまり重要じゃなくて、「食べる」ことにまつわるその空気感とかが好き。 たとえば安い居酒屋に行って、さあー、これから食事だ!というあの高揚感とか、食べ物を前にした時の気が緩む感じとか、ワクワク感とか、最初に一口飲んだビールの異様な美味しさとか、そういう五感がフルに解放される感覚がたまらなく好き。 そしてそういう感情を、一緒に食べる人と共有する時間って、何とも言えず幸福感を感じるのです。

3.「家」に使う

「家を買うこと」っていうのは、おそらく人生の中で1〜2位を争うくらいお金を使うことですよね。「持ち家か賃貸か?」ってよく議論されるトピックだけれど、持ち家と賃貸では、やっぱり実現できることに差が出てくると思う。

たとえば持ち家だと、家庭菜園やガーデニング、おウチの中を自分好みに改造したり、素敵なキッチンで料理を楽しんでみたり。やっぱりどうしても賃貸では叶わないことがあるんですよね。 家は確かに高い買い物なんだけど、確実に人生のクオリティを高めてくれるモノの一つだと思います。

4.「本」に使う

私にとっては、本を買うことは投資とかそんな格好いいことではなく、完全に娯楽の範疇です。甘いもの好き女子がスイーツにお金を使うのと同じ感覚かな?

本って図書館で借りて読むこともできるけれど、やっぱり自分でお金を出して買った本の方が記憶に残るみたい。 新しい本を読む時って、いつも新しい扉を開ける時みたいなワクワク感を感じるんですよねー。冒険に近い感覚かな。 似たような本ばかり読んでしまいがちなので、色々冒険しなきゃ!とは思うんですけどね。

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以上、私が考える「お金を使うべきモノ」でした。

独身の頃は、彼氏がいるとかいないとか、仕事や人間関係がうまくいってるとか、そういう目に見える物質的で分かりやすい指標こそが、幸福の物差しだったけれど。

今は、少し変わったのかも。

あなたが考える、お金をかけるべきモノを教えてください。