「しないことリスト」ユルく生き延びるために。
これ、良かったです。
いわゆる「することリスト」の対極である「しないことリスト」。 この発想って、やっぱりここ最近の「断捨離」「ミニマリスト」ブームの延長なのかなーと思うのですが。
わざわざ「しないこと」を定義しないといけないくらい、今の時代は人が忙しすぎるのだろうな、と思っています。
つまり、情報化社会になりすぎて、なんでもかんでも情報が半ば強制的に自分の中に入ってきてしまって、 そのせいで疲れてしまう、という現象が起きているのですね。
この「しないことリスト」という本を読んで、とっても癒されたし、私と同じ氷河期世代の筆者だからか、価値観がすごく似ていてとても共感できました。
なんだか他人事みたいなのですが、
今の若者って、生まれた頃からスマホがあって、SNSがあって。 情報がばんばん自分の中に嫌でも流れ込んできて、それに強制的に付き合わないといけない風潮があって。
大変だな。かわいそうだな。と思うことがあります。
「リア充」「非リア」みたいな言葉があって、そういうので勝手にランク付けされてしまう。 しんどいよね。 何しろ「インスタ映え」するために、欲しくもないものを買って、行きたくないところに行って。
なんだかなあー。バブルみたい。 いつかそういう虚構の世界が、ぱちんと弾け飛ぶ日が来るのだろうか。
なんてことを考えます。
地に足をつけたい人、ぜひ読んでみてください。