波のまにまに。〜すなみちな日々。

すなみち@楽に生きる方法を模索中。40代ワーキングマザー。日常の思考の波間からなるべく丁寧に言葉を拾って紡ぎたいなと日々言葉を紡いでいます。

「なぜあの人は勉強が続くのか」を読みました。

ここで言う「勉強」というのは机に座ってするものを勉強というのではなく、「学ぶこと全て」と考えると、いつでも、誰にとっても参考にできる本だと思いました。 そして、「常に何か学び続けている人」と「全く何も学んでいない人」のどちらになりたいか?と聞かれれば、もちろん学び続けている人でありたい!

勉強の極意は、続けること

勉強の何が一番難しいって、続けることですよね。「楽しくていつの間にかこんなに続けてやっちゃってた!というのが本当の勉強」ということ。それについてのコツが色々と書かれています。 例えば、

  • 習い事が続く人は、不器用な人。不器用な人の方が、それができた時の達成感が大きい。
  • 目的ではなくて、(それを達成できた時の)妄想を原動力にしよう
  • 頑張って続けるのではなく、続ける方法を考える
  • 生活習慣の中に入れれば、そういうライフスタイルになる

「空いた時間に何かしよう」と考えていると、永遠にできない・・・ これ、本当にそのとおりだと思いました。特に働いている社会人は忙しいのが当たり前。ならば、理想が叶った時の妄想をどんどん働かせて、それを実際にスケジュールに組み込んでいけば、そういうライフスタイルになるのは当然ですよね!

勉強することで、自由になれる

「勉強」って聞くと何だか面倒くさそうなイメージ・・・。 そのせいでなかなかスタートダッシュできない私です。 しかし、実際にはこれまでできなかったことができるようになるツールなのだから、面白くない勉強はやり方を間違えているのかも?(まー確かに資格等のための暗記作業はツライけど) どんどん学んで、どんどん使っていく!そして、その行動から得た気づきが、更に勉強活動を推進していく!これが理想です。だからスピードが命。たらたらしてると逆に疲れてしまうので、毎日さっと短時間勉強、なら取りかかれるかも!

考えたことを、書く

書くってつまり、アウトプットですよね。勉強=インプット、書く(考える)=アウトプット。 ただし考える前に書け、ということです。確かに考えてから書くと、既に頭の中でストーリーができあがったことをただ紙に書きおこすだけ。それまでにどのような考えの流れがあったかは、おそらく書かれないでしょう。 私もブログを書くのはいつも考えながら書いています。すると、結論が頭の中で考えていたものと違っていったりする。でもそれがブログのラフで面白いところかな?

迷っている時間が、もったいない

面白いな、と思ったのが、「納得を習慣にしよう」というもの。しかもその場合の納得、は「理解」ではなく「なるほど、という感覚」でいいらしいのです。そういった自然の気づきが行動に結びつくのだという。納得する、って能動的ですよね。受動では得られない気づき。 また、納得は積み重なっていきますし、そういう納得の軸を持っている人は強いように思います。相手に1納得させるには、自分が10納得している必要がある、というのには、思わずなるほど〜と思います。そう、納得している人って説得力があるんですよね。

また、迷うってエネルギーを使うらしいです。あれこれ考え、悩み、迷うのは悪いことではないかもしれませんが、最後は必ず決着点を持つこと。それこそが自分の考えになっていくのかな、と思いました。

***

この本を読んで、何か勉強をしたくなりました。 私には既に「今年はバレエを習う」という決めたことがあるのですが、それとは別に、「学ぶ」を日常に取り入れたいな、と・・・。「もっとお金について知る」とか「経済に強くなる」とかでもいいのかな。仕事面だとWeb構築のスキルを上げる、など。将来、ちきりんみたいに自分の得意分野で社会と関わり続け、半分リタイア生活とか実現したいな。