波のまにまに。〜すなみちな日々。

すなみち@楽に生きる方法を模索中。40代ワーキングマザー。日常の思考の波間からなるべく丁寧に言葉を拾って紡ぎたいなと日々言葉を紡いでいます。

海の側で暮らしたい

引き続き、奈良ネタです。

奈良と東京の違い

奈良に行った時、東京とは違う「緑の多さ」をとても実感しました。

実家は住宅街にありますが、それでも東京とは段違いの緑の多さを感じます。緑、というか、まさに自然に囲まれているエリアといった感じです。

奈良は四方を山に囲まれているので余計にそう感じるのかもしれません。整備されきった緑しかない東京都心と比べると、自然量の差がハンパない感じでした。

そして、実家周辺はとても静かで、そのことにも感動しました。 住宅街とはいえ、家一軒一軒の敷地面積が広く、車もほとんど通らないため、静寂の中ウグイスのかすかな鳴き声が聞こえ、とても癒されていました。

今、東京で私が住んでいるところは、国道が近いので夜間でも車が通る音が聞こえてきます。 また、家から一歩出ると、車がどんどん行き交うので、子どもを安心して自由に歩かせることが難しい。

実家では、道が広い上に人も車もほとんど通らない感じで、子どもをただぶらぶらと歩かせても、あまり怖いとは感じませんでした。

自然の中で暮らしたい。

海の風景

東京だと、ああいった自然の環境の近くに住むにはどのあたりになるのでしょうか。 23区外に出られれば、多少の自然はあるのかもしれません。 しかしそれと引き換えに、通勤地獄が待っています。

自分はともかく、夫にまで、通勤1時間以上かけて会社に通えって言えないですよね。

よく、ロハス系の雑誌などで、「普段は湘南で暮らしています。週末はゆっくり海の側で過ごします!」みたいな人たちって、仕事はどうしてるんだろうな、と思います。

週末のくつろぎの時間のために、平日5日は長時間通勤に耐えているのだろうか...。 ちょっとした疑問です。

以前、週末に鎌倉に車で遊びに行った時、家を出るとすぐに渋滞に巻き込まれてしまいました。 ノリで「郊外暮らしもいいかもね」なんて、夫と盛り上がっていましたが、こんな渋滞に巻き込まれるなら、かえって不自由だし不便な感じがしました。

理想的なのは、やはり職住近接だと言えるかと。

職住分離(しょくじゅうぶんり)は、職場と住居とが一定以上離れて存在し、両者の間を日常的に通勤する状況、あるいは、そのような者が大勢いる都市構造を指す。

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こんなふうにしか考えられない私って、やはり思考が縛られているのでしょうか? 私は、子供のころから海が好きです。 理由はなく、ただ惹かれるのです。 だから、海の側で暮らすことは、私の夢の一つでもあります。

今は子どもが小さいし自由がきかないけど、いつか自由になれるのかなー なんて考えつつ、今も都会での日々を生き抜いています。