波のまにまに。〜すなみちな日々。

すなみち@楽に生きる方法を模索中。40代ワーキングマザー。日常の思考の波間からなるべく丁寧に言葉を拾って紡ぎたいなと日々言葉を紡いでいます。

ワーキングマザーにおすすめの本を読んでみた

猫

少し前、こちらの記事(ワーキングマザー生活の参考にしている本 )を拝見し、紹介されている書籍を2冊、購入して読んでみました。

日々何となく忙しくしているけれど、それに比例して幸福度が上がっているわけではないことや、それどころか忙しさに紛れて自分を見失っているような、焦りが私の中にあります。

外側から見ると、仕事もして、子どももいて、とても充実しているように見えるのかもしれない・・・でも、心の底から今の自分に対して満足感や充実感を感じることはできていません。 その原因が少しでも分かればいいなあ、という思いで読み始めました。

1日5分! 忙しすぎる毎日から抜け出す習慣術─もう「時間が足りない!」は言わない

自分らしくライフバランスを手に入れる

私って本当に忙しいのか?

どちらの本も、自分にとっての時間の使い方や、価値観とじっくり向き合うことから始まります。 読み進めてすぐに、自分は本当に忙しい人の部類ではない、と気づきました。 たとえば本当に忙しい人というのは、平日に仕事が終わらなくて週末まで持ち越すだとか、寝る時間が取れなくて慢性の寝不足だとか、そういう人たちのこと。

私自身はというと、仕事は平日の5時には終わらせ、寝る時間も毎日たっぷり(8時間くらい)。仕事も、基本的には自分の裁量でできる仕事で、最近はこうしてブログも書けるくらいの(←小声)ちょうどいいボリューム。 これは、もしかして“多忙”とか言ってはいけないレベルなんじゃ・・・^^;

時間じゃなくて、気持ちの余裕が欲しい、のか?

猫

私にとって必要なのは、「時間の余裕」ではなくて、おそらく「精神的な余裕」なんだと思います。 毎朝、保育園に早く子どもを届けないといけないと焦っている。夫の手伝いがないことでイライラしている。子どもがぐずったりイヤイヤすると、どっと疲れる。 そんなことの積み重ねが、精神的な余裕をなくすんですよね。

けれど、朝30分早く起きることができた。夫が子どもの着替えを手伝ってくれた。今晩は夕飯を作らなくていいーーーそんなことで、私の精神的余裕度は一気に増します。 それらはたまにできるけれど、いつもできるわけじゃない。 できないことで、イライラ度が増してしまうなら、いっそ期待しない方がまし? それとも、予防線をたくさん張っておけば大丈夫なのかな??

私って、本っ当におおらかじゃないよなー、と自分の小ささをしみじみ感じます・・・。 もう、些細なことでイライラしてしまう。大抵は、「疲れているから」。 ああー疲れ、というか体力のなさが全ての根源のような気がしてしまうーー。 特に今は、妊娠中で仕方ないのかもしれないけれど、どっと疲れ度がハンパないです。 2人目産まれたら大丈夫!?

大事なことは優先度をつけること

兼業ママって、あれもこれもと欲張っちゃう気質の人が多いのかも? 少なくとも、私はそうです! 時間は誰にとっても有限なのに、「仕事したい」「お金欲しい」「でも子どもも育てたい」「自分の時間がもっと欲しい」「家事をもっとちゃんとしたい」・・・ 全て手に入れられるのは、幻想の完璧ママだけなのにね。 Veryママなら叶えることができるのかもしれないけど。

しかし、幸福のカギは、あれこれと追い求めることではなくて、むしろ削ぎ落とすことにあるのかもしれません。

人生を楽しむコツはずっと簡単でした! “シンプルライフ”の実践方法

頭では分かりつつあるけれども、心からは納得していない。 だからこそ、あれこれと欲張るあまり、幸福から遠ざかってしまうのかも。

大事なことは、優先度をつけること、と本の中にありました。 自分にとっての優先度を、整理してみたいと思います。 まずは、自分がどういう一日にしたいのか。 あれこれ詰め込まない方向で、考えてみる必要がありそうです。