波のまにまに。〜すなみちな日々。

すなみち@楽に生きる方法を模索中。40代ワーキングマザー。日常の思考の波間からなるべく丁寧に言葉を拾って紡ぎたいなと日々言葉を紡いでいます。

どう生きるのが幸せな人生?

いきなり重そうなタイトルにしてしまいましたが^^; 今日も自分の時間を持てたので、この1週間で汚れた部屋の床掃除をしながら考え事をしていました。

BGMは、ASKAの「月が近づけば少しはましだろう」。 私はチャゲアスの全盛期に青春を送った人なので、彼の薬物報道と逮捕にはとっても心を痛めています。 まだカセットテープの時代でしたけど、CDは一通り借りて、ダビングして聴いていました。今でもちょくちょくYou Tubeで聞いていて、いつ聴いても時代を感じさせない、普遍性を持った曲だなと感じています。

ちなみに好きなのは、モーニングムーン、DO YA DO、Pride、Walkあたり。。。

才能があったのに幸せにはなれなかったASKA

ASKAチャゲアス)の歌を聴いていると、本当に心に響く歌ばかり。彼が才能に溢れた人ということを感じさせます。 「Yah Yah Yah」がブレイクした2013年、間違いなく当時の日本のトップアーティストの一人。 彼はその当時、自分の存在を誇りに思っていたはずだし、幸せでもあったはず。 でも今の彼は間違いなくもっとも不幸な人の一人・・・。覚せい剤というのは、たとえ止めても、記憶が脳に死ぬまで残り続けて、苦痛が消えることはないそうですね。 才能があっても、それを開花させることができても、その後の人生で幸福を貫くことができなかったのはなぜなのか?

彼が薬物にはまることになったきっかけとしては、その後なかなか曲をヒットさせることができなかったとか、当時はまだ珍しかった韓国公演がうまくいかなかったためとも言われてますね。ASKAはかなり真面目でストイックな性格だったそうですし、アーティスト性を持つ人間の弱さが少なからずあったのでしょう。 彼が作詞&作曲する音楽自体、とても繊細な世界観を持っているのが分かります。

だから、何だか彼を責める気持ちにはなれないんですよね。ただの贔屓目なんだって分かってるんだけれども、これで終わってほしくないなあという気持ちがあります。

子どもに幸せな人生を送ってほしいという思い

ひまわり畑

ええと、本題に戻ります。 誰でも母親は「子どもに幸せな人生を送ってほしい」と思ってると思うんですが、同時に私は「幸せって難しいよねー」って感じています。 まず、何を幸せを感じるのかは人それぞれ。 親は、つい子どもに「ああなってほしい」「こうなってほしい」と幻想を押し付けがちだとは思うのですが、それが必ずしも子どもの幸せになっているとは限らない。けれど、その時は分からなくても、「あの時従って良かったんだ」って子ども自身が気づく時もあるでしょう。

なんだかざっくりなんですが、私自身は以下に挙げる点を意識して、子育てしたいと思っています。

  • 人生の楽しさを感じてもらうこと
  • 生活習慣や勉強習慣などの、最低限の習慣を教える

今のところはこの2点のみ。

「人生の楽しさ〜」というのは、遊びなり、体験なり、友達との交流なり、人生においてふと窮地に陥った時や、空しく感じてしまった時に、何か救いがあればいいなあと思うんです。 人生の楽しさっていうのは、積み重ねによるものだと思うので、例えば幼少の頃に、親とたくさん触れ合って、楽しい思いをした体験っていうのは、その人自身の蓄積というかベースになっていくのかなと。

また、生活や勉強の習慣っていうのは、やはり親がきちんと責任を持って教えるべきもので、自然と身に付くものではないかな、と。子どもっていうのは、狭い世界しか見えてなくて、どうしても楽な方を選んでしまいがち。 でも習慣というのは、特に大人になった時にその人の生活や人生を支えるものだと思うので、必要な部分は教えていきたいですね。

以上です! ま、私自身は子どもが大人になった時に「大人っていうのも結構色々大変なんだね」って分かってくれて、しみじみとお酒を酌み交わすくらいな大人の関係になれたら嬉しいと思います。