「俯瞰力(やましたひでこ)」読みました①
「俯瞰力」やましたひでこ著を読みました。
が、一読したところ、「えっと、では書かれていた内容は・・・?」と思い出そうとしても、出てこない。 片付けが大事とか、物を減らすと快適とか、そんな単純な内容は書かれていなかったっていうのは覚えてるんだけど(汗) つまり、内容がとてもとても深く、一読では理解できなかった! これは、まるで哲学書。そう、著者のやましたひでこさんが、「断捨離は、行動哲学です」とおっしゃられているように。 そこで私は、この書籍を自分で納得いくかたちで飲み込めるまで、感じたことや理解したことを、記事として書いてみることにしました。
もくじ
第1章 カタチから見えてくる、“見えない世界”〜「人」の章〜 第2章 運・不運さえも越えた“もっと見えない世界”〜「俯瞰」の章〜 第3章 そして改めて“見える世界”を整える〜「命」の章〜
なぜ始めに、もくじを書いたか——それは、もくじを書くと大体どんな内容で構成されているのかが分かるかな、と思ったから。この書籍を知らないひとにも、伝わるしね。
が、全然わかりませんね。ハイ(汗)
まずは、第1章から読んでみることにしますが、
その前に、「断捨離の曼荼羅」が面白かったので、ここに記しておこうと思います。
という一連の流れだったんです断捨離は!(目からウロコ) この本は「俯瞰力」がテーマなので、「離」がメインに書かれていると思って良さそうですな。
ちなみに「俯瞰力」というのは、一言で表すとモノ主体の視点が、「自分」を軸にして全体を的確に捉え、深い洞察や高い視点、広い視野へと移行していくことができる力のこと。(やましたひでこ「俯瞰力」)
モノが多い空間ではモノが主人公になっており、「断捨離」とは、モノではなく自分が主役、という考えが原点となっていますので、次に行き着く状態が「自分を軸に、俯瞰している状態」ということなのでしょう。 「他人につい期待してしまい、人に振り回されがち」という尽くすタイプの人は、断捨離をきっかけに自分を取り戻す必要がありそう。
ここでキモだと思ったのは、「自分軸」があるだけでは、全ての基準が「自分自分自分・・・(@_@)」になってしまい、今度は自分自身に振り回されてしまうことがあるということ。 そこで「俯瞰力」が登場です。振り回されてしまう自分自身も含めて俯瞰してしまえば、自分をも越えたもっと高い視野で物事を客観視することができるのでは?
私自身、他人軸と自分軸の間をふらふらしたあげく、苦しむことが多々あります。 「俯瞰力」があれば、自分がもっと楽になり、より良い選択や決定につながるのかもしれない———
そんな期待をこめつつ、次回こそは第1章に進たいと思います(笑)