波のまにまに。〜すなみちな日々。

すなみち@楽に生きる方法を模索中。40代ワーキングマザー。日常の思考の波間からなるべく丁寧に言葉を拾って紡ぎたいなと日々言葉を紡いでいます。

気になる世界観〜「森のレシオ」

我が家はまだ子どもが小さいので、毎日”Eテレ“にお世話になっています。 先日、たまたま録画されていた「プチプチアニメ」なるものを見ていたら、あまりの不思議な世界観に目がくぎづけになったアニメがありました。

Eテレプチプチ・アニメ「森のレシオ」ってどんなアニメ?

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オシャレでかわいいプチプチアニメ【森のレシオ】(NAVERまとめ)

「森のレシオ」は小さな人形を一コマ一コマ動かして作った、コマ撮りアニメーション。 独特なのは、その世界観。 細部までこだわりを覗かせる精密なセット、ファンタジーらしい謎めいた設定、登場人物たち。 しかも全くセリフや説明がないのです。 それが見る側の想像をますますかき立てます。

私が見たのは、新作『根のせかい』。 レシオと、いつも側にいる毛むくじゃらの動物ジャモンが主人公なのですが、『根のせかい』では普段は眠りについているらしい女の子、ネムが登場します。

ネムが起きて、2人で遊んで、楽しそうな女の子話を繰り広げている様子。レシオはネムと腕を組み、とても仲が良い様子が伝わってきます。 しかし、最後はまたネムが眠りについてしまい、それを見届けるレシオの目には涙が浮かんでいるのでした。

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ネムはなぜ眠っているのか? カギはネムのために集めていたのか? そしてドアをカギで開けた先に見えた景色は何だったのか? ストーリーにセリフや説明がないので、全てが見る側の想像に委ねられます。 その不思議さが、映像の美しく神秘的な世界観とマッチしています。

私が一番惹き付けられたのは、人形たちの「目」でした。 目は、小さなドライフラワーを樹脂で閉じ込めて作られているらしく、光を受けてキラキラと輝きます。セリフはないけれど、目が登場人物の感情をよく表しています。

この人形アニメーションの制作者は、村田朋泰さんという方とのこと。映像を見た時、なぜか制作者は女性だと思ったのでびっくりです。

村田朋泰オフィシャルブログ「ムラタトモヤスの日記帳」

今年11月に展覧会が!「村田朋泰の世界」

残念ながら「森のレシオ」は現在放映を終了しています...。 全部で10話しかなく、最近では9月に再放送をしていたのですが(私はそれを見た)、今後続きがいつ放映されるかは全く未定の様子です。

しかし! どうやら11月に、東京の日本橋高島屋で展覧会が開かれるもよう。

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「村田朋泰の世界」-森のレシオから木の花ノ咲クヤ森まで-

これはぜひ行ってみたい!!

一体どんな展覧会なのでしょうか? 今からワクワクしてしまいます。 もっと村田さんのことや、制作に関することなどや、森のレシオの世界を知りたい...そこまで思わせるアニメーションでした。

※画像は全てネットから取得したものです。問題があれば取り下げますのでお知らせください。