波のまにまに。〜すなみちな日々。

すなみち@楽に生きる方法を模索中。40代ワーキングマザー。日常の思考の波間からなるべく丁寧に言葉を拾って紡ぎたいなと日々言葉を紡いでいます。

30代になってからの友達との話題

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センチメンタルにさせる夢のこと

私は時々、自分が中学生だった頃の夢を見ます。夢の内容は、その頃友達だった人たちと他愛ないおしゃべりをしたり、誘い合って一緒に下校するといった些細な内容なのですが、目が覚めた時、いつもセンチメンタルな気分になります。

私の中学時代はまさに”思春期“でした。奥手な女子校育ちだったので、男の子と全く無縁な日々を過ごしたのですが、いつも誰かとくっちゃべり、じゃれあい、つるみ合っていました。 よく「箸が転んでもおかしい時期」と言いますが、まさにそんな感じで毎日くだらないことで笑い転げていました。

何を共通話題にすればいいのか分からない

今、誰かと会ってそんなふうに笑い転げるということはなくなりました。

そもそも共通の話題がないんです。 あの頃よく話していたのは、「あの先生がさ〜」とか、「昨日のラジオさ〜」とか(AMラジオの“ブンブンリクエスト”というラジオ番組のランキングチェックが毎晩の日課だった)、「あの子ってさぁ」とか、その頃は共通話題が溢れるほどありました。 なのでいちいち説明することなく、誰とでもすっと同じ話題を共有できたんです。

しかしこうして30代になり、たまに旧知の友達に会っても、一体何を話せばいいんだろう・・・とぽかんとしてしまうことが増えました。20代の頃は恋愛ネタで騒ぎましたが、今は寂しいことにそういった話題にも縁遠くなってしまいました。

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子どもがいるのだから、ママ同士子どもを共通話題にして話せばいいのかもしれない。でも、正直子どもの話ってほんとうに面白いかな?(汗) 子どもってその子によって発達度合いも違うし、そういった意味でお互い気を使うし、共通話題としては少し弱いような。

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では30代になってから、友達と一体何を話題として話せばいいんだろう? おそらく趣味とか、仕事以外の自分の活躍の場とか、そういう場所を見つけるべきなんでしょうね。

そこには、もしかすると自分の中学生時代に周りにいたような、感覚が合う人たちが集っているかもしれない。他愛ない話をして笑い合うことができるような、そんな人たちがいるかもしれない。

今、私は寂しいのかなー。 ふっと思いました。