波のまにまに。〜すなみちな日々。

すなみち@楽に生きる方法を模索中。40代ワーキングマザー。日常の思考の波間からなるべく丁寧に言葉を拾って紡ぎたいなと日々言葉を紡いでいます。

今ドキの小学生について、思うこと。

ようやく夏休みに入りました。

 

と言っても、今年はコロナの影響で1日から23日という短縮体制。

それでも3週間はあるんだから、恵まれている方だと思います。

 

が、働く両親を持つ子供にとって、夏休み=ずっと家にいれる!とはならないわけで。申し訳ないけど、ガッツリ学童通いの毎日です。

 

我が子は夏休み=ずっと家にいれる、なんて方程式があることすら知らないので、素直に大人しく学童通いをしてくれています。

 

幸い学童にはたくさんのオモチャがあり、遊んでくれる学芸員さんがいて、それなりにのんびり過ごせるのが気に入っているようで、なんとか通ってくれているのが本当に助かります。

 

これが3、4年生くらいになると、学童通いの代わりに塾通いになるかもしれない。

そう思うと、今の子どもって本当に忙しいんだな。なんて少し同情する気持ちにもなります。

でもその同情感は、私が昭和世代だからそう思うのかもしれない。

 

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今の子どもたちは親が働いているのが常識で、小さい頃は保育園、小学校に入ったら学童と、毎日家でひたすらゴロゴロだらだらできる夏休みなんてなくて、でもそれを悲しいこととか寂しいこととか思う感情もないのかも。

 

私が小学生だった頃、どんな夏休みを過ごしていたかなーと思い出してみると、それはとにかくチャリンコ(自転車)!公園!家に集まってゲーム!だったなーと思い起こしました。

 

あと、高学年くらいになったら、学校で開放しているプールに友達と通っていた気がする。今の子どもたちって、自分たちだけでプールに通ったりするのだろうか。

 

とにかくあの頃は自由度がそこそこに高く、今みたいに携帯なんてなくても、なんとなく5時を過ぎるくらいには勝手に家に帰ってきてて、それが毎日続いてたような気がする。(うろおぼえだけど)

 

今だったら、子供が外に遊びに行くなんて言うと、「携帯持った?」「ヘンな人について行かないように!」「誰と遊ぶの?何時に帰るの?」「熱中症に気をつけて!水筒持って行きなさい」... なんて、全力で心配しちゃうなあ。

 

それだけ今の子どもたちを取り巻く環境と、昭和世代の子ども時代とは違っているということかな。なんとなく今の子どもはかわいそう、なんて言うのはあまりにも懐古主義すぎるのかな。

 

昭和世代の私たちは、欲しいものはそんなに買ってもらえず、ゲームをしたり漫画を読むには友達の家にひたすら通うしかなかった。

携帯も、ネットも、タブレットも、アニメ見放題のチャンネルとかもなくて、たまに連れていってもらう図書館やプールが楽しかったりする程度で、本当に娯楽に飢えていた。

でもそれが常識だったから、それが悲しいとか、不幸だとか、考えたこともなかった。

 

***

 

何を言いたいかというと、今の子どもたちのこと、つい自分の時代のものさしで考えてしまいがちだけど、それは間違ってるよなあってこと。

 

子どもが公園に行かなくて、体力不足だと思うなら、何かそれを補う習い事をさせればいいだけのこと。(習い事のバリエーションも今と昔とでは相当違うよね!)

昔とは違って、安易な外出が熱中症の危険性につながる時代。夏は冷房の効いた安全な屋内にいさせるのが、常識な時代なのです。

 

なんならマインクラフト とか、フォートナイトとか、私たちの時代にはなかった今の子ドモたちの文化に一緒に染まってみたい!

そんな勇気を持ちたいなーと思う母なのでした。