波のまにまに。〜すなみちな日々。

すなみち@楽に生きる方法を模索中。40代ワーキングマザー。日常の思考の波間からなるべく丁寧に言葉を拾って紡ぎたいなと日々言葉を紡いでいます。

本当におしゃれな人の「服の買い方」を学ぶ

「服を買うなら捨てなさい」を読みました

先日の記事で紹介していた、こちらの本を読みました。

 

なかなか良本です^^ 服を持つ上での、考え方のベースを学べました。 この本、20代の頃から読んでいたかったわ・・・とも思いましたが、30代になって“自分は何でも似合うわけじゃないんだ”と悟った上で読んだから良かったのかも。

しかも、前回の記事「ついに実現!少ない服で着回すコツを見つけました 」で私が書いたことと似通った部分がたくさんあり、自分の考えは間違っていなかったんだーと、自信を持つことができました。

雑誌を捨てよ、街に出よう

女性ファッション誌によくある“1ヶ月間着回しコーデ術”。あれは女性を「毎日違う服を着ないといけない」という間違った考えを刷り込む諸悪の根源だと、ばっさり。

お洒落な人とは、色んな服を着こなせる人ではなくて、自分に似合う服を知っている人だそうです。

私も最近は“雑誌を読んだからって決してお洒落にはなれない”ことにやっと気づき始めました。

それに、雑誌で紹介されてる服って全部、自分に似合う服じゃなくて、雑誌が売りたい服ってだけなんだよね。そんなもの見るよりも、実際にお店に行って、自分のアンテナがピピッと反応する服を、片っ端から試着してみた方が、自分に本当に似合う服が見つかると思う。

そもそも雑誌って、服を着ているモデルが、完璧なスタイルだからこそ、何でも似合って見える罠がある。だから、何でもないコーディネートが格好良く見えたり、お洒落に感じてしまうんだ・・・これって本当に危険!

“自分以外の何者か”になれる幻想は、やめよう

私は、女性ファッション雑誌の「モテ服」「こなれ上手」「褒められ服」ってやつが嫌いです。

百歩譲って、これから彼氏を作りたい女性なら、彼氏好みの可愛い服を着たいなっていう気持ちは、まだ分かる。

しかし、服ってそもそも他人のために着るものではないのに、マニュアル通りにしたら、人に好かれるよ!って、何じゃそりゃ?!

どうか若い女性は、雑誌の薄っぺらな煽りに引っかからないでほしい。

服は、他人のためじゃなくて、自分のために着るもの。LUMINEも煽り方、間違ったよね。

(参考記事) ・LUMINE ルミネのCM動画があまりにもひどすぎる件

「大人は上質な服を着るべき」幻想に惑わされるな

あとね、雑誌の思い込ませマジックといえば、これですよ。

「大人は上質な服を着るべき」ってやつ。 違うから!それはシーンによる。と言いたい。

そもそも、子育て中である私の場合、がんばって洋服にお金をかけても、活躍するシーンがないですよ。 女子会?パーティー?合コン?そんなのナイナイ!保育園の保護者会だって、誰もキバった格好なんてしてないんだから。

活躍する場がないのに、良い服を持っていても仕方ないでしょう。

それよりも、子どもがいる世代の場合は「着安くて、洗いやすくて、子どもに汚されても悲しくない服」ですよね。

だから私はプチプラをセレクトします。「上質で、お高い服」は子どもがお砂場に入らなくなった頃に復活するかもしれませんね。

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本当に自分に似合う服が分かれば、自然にクローゼットの中身は減っていきますよ。だって、自分に似合う服ってそんなにたくさんないから。

まだまだ洋服ジプシーだわ・・・そう感じる方は、ぜひこの本を読んでみてくださいね。 おすすめです!