波のまにまに。〜すなみちな日々。

すなみち@楽に生きる方法を模索中。40代ワーキングマザー。日常の思考の波間からなるべく丁寧に言葉を拾って紡ぎたいなと日々言葉を紡いでいます。

今の私たちはかつてなく良い時代に生きている

少し前に、ネットで「昭和時代がいかにひどい時代であったか」ということが話題になっていました。

 

昭和時代というのは、

体罰が当たり前

光化学スモッグとか公害病が日常にあった

・インターネットがなく情報はテレビしかなかった

・女性の地位が低く結婚すると退職が当たり前

 

と、あげていくとたくさんあると思いますが、

 

とにかく、「これからの若者は大変だ」とか「昔の日本はよかった」というのは間違っていて、圧倒的に今の時代の方が暮らしやすいし、自由だし、開放されているというふうに感じます。

 

何より一番大きな違いは「インターネット」で、

 

・情報をいろんなところから仕入れることができる

・感情の共感が生まれやすい

・同じ嗜好の人とつながりやすい

・距離や時間の制限がない

・オンラインマネーやチケット、ショッピングなど、生活を便利にする

 

など、本当にたくさんの恩恵を私たちにもたらしてくれたなあと思います。

 

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私は氷河期世代ですが、私が20代の頃はやっとインターネットが広がり始めたところと行った感じで、まだSNSというものも一般的でなく、今思えば、情報を集めるのになかなか苦労しました。

 

具体的には、就職に関する情報があまり入ってこなかったので、「今年はかなり求人数が少ないらしい」とか「四大出の女子は短大出よりもむしろ不利らしい」とか、はっきりしない情報が断片的に聞こえてくるだけで、自分から積極的に情報を取りに行ける場所も(当時の2ちゃんねるくらい?)あまりなかったように記憶しています。

 

今の若者みたいな「生まれた時からインターネットがあって、スマホがあって、SNSがプロフィール代わり」みたいな感覚ではないので、そういう意味では今の若者が羨ましいなあと思います。

 

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それに、昭和時代は100円ショップやユニクロなどのファストファッションというのもなく、子供時代は誰かのお下がり服を着るのが割と普通でした。

今の時代は、子供はお洒落だし1,000円でそれなりの服を買えて、ダサいセーターやパツパツの服を無理に着る必要がなく、本当にいい時代になりました。

(機能性あったか下着というのもなく、冬は5枚重ねで常に着膨れてました。笑)

 

確かに「見えない貧困」みたいな話もありますが、昔は見えていた貧困がむしろ確実にあっただけの話で、相対的にはとても豊かなライフスタイルを多くの人が送っているのではないでしょうか。

 

なので私は絶対に今の時代に生まれてよかったし、将来をそんなに悲観したくないです。

コロナや何やかんやありますが、インターネットがない時代にコロナが流行していたら、今よりももっとパニック状態になっていたし、死者も増えていたのではないでしょうか。

 

自分で情報を選択でき、好きな暮らしを見つけ追求でき、自己実現をめざしても許される...

本当に今の時代に生まれて私は幸せです。

 

そんなことをふと思いました。