40過ぎると「引越し」が難しい理由
ここ2週間ほど、私が夢中になっていたのは「引っ越し先」探しでした。
月◯円までなら家賃に出してもいいよね?という、何気ない会話から始まり、気まぐれに閲覧した不動産サイト。
近所の一軒家が賃貸に出ており、「近っ!」からの、「意外と安い!」からぐんと気持ちが盛り上がり、さっそく問い合わせてみたものの、そこは既に契約済み。
でも、隣の学区だけれどかなり気になる物件があり、見学をさせてもらうも、子どもたちの学校から少し遠くなってしまうのが気になって、結局諦めてしまいました...。
でも、一時は本気で引越しを考えたし、生活スタイルのシミュレーションもしたし、割と本気になった数週間でした(笑)。
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家を買うのは子どもが産まれた時と子どもが小学生に上がるタイミング、はけっこう一般的かと思いますが、本当にそうだと思う。
子どもたちが小学校に通い始めてしまうと、本当に引っ越ししづらくなる。
狭いエリア内限定、なるべく家賃を控えめに、かつ家族4人が暮らせる物件となると、限られすぎて大変だということを知りました。
何より難しいのは、かなり完成してしまったこのライフスタイルを今更変える勇気と気力が持てないということ。
学校も習い事も近所で選んでしまったので、ここから引っ越すということは、今より確実に不便になってしまう。
と言っても、この狭い家で暮らせるのは、せいぜいあと2年くらい。
実はかなり切羽詰まっているのです。
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結局、あれこれ考えすぎ、慎重になりすぎでご縁を逃してしまった私たち。
変わらなきゃ、でも変えたくない...
自分が、というよりも、子どもが、という理屈。しかも子どもが2人いると、それぞれの理由が絡みついてくる。
でも、あと2年くらい経てば、いろいろ変わってくるかな?何より子どもたちももう少ししっかりしてきて、通学に多少時間がかかっても平気くらいになったらいいけど。
1人暮らしの身軽さ、2人暮らしの気ままさ。
4人暮らしならではの難しさが、今ここにあります。