子供は自分をありのままに肯定してくれる稀有な存在である
先日、ガラスのコップを落として割ってしまいました。
「あー!」パリーーーン!
もともと少しヒビが入ってたコップで、でも旅行のお土産だからと無理に使っていたのですが、ついに臨終が来てしまいました。
で、私の叫び声を聞いて、子供たちがワラワラと...。
あぶないから、下がってなさい!という私の声に一応したがい、遠巻きに眺める子供達。
落ちたガラスのかけらを焦って拾おうとして、指を怪我してしまいました。
「ママ!大丈夫!?」
「ばんそうこう持ってきて!」
「わかった!」
「ぞうきん持ってきて!」
「わかった!」
「掃除機持ってきて!」
「はーい!」
ガラスコップを落としたエリアが私の出口を塞いでいるために、身動きできない私のために、実に素直に子供たちが手伝ってくれました。
それに、たくさん心配してくれました。
「ママ大丈夫?」
「うわ、大変!」
そんな素直な声かけに、なぜかすごく癒されたのです。
子供たちは、6歳と8歳。
まだ反抗期のない可愛いお年頃です。
私のことをちゃんと心配してくれ、困った時には打算なく助けてくれる。
そんな小さなことが、この年齢になると、なんだかものすごく貴重なことのように思えてきます。
それに気づいたら、私自身がとても癒された気がしました。
この素直さ、いつまで続いてくれるのか...。
なるべくなら、いつまでも子供に慕われる母でいたいなあと思いました。