波のまにまに。〜すなみちな日々。

すなみち@楽に生きる方法を模索中。40代ワーキングマザー。日常の思考の波間からなるべく丁寧に言葉を拾って紡ぎたいなと日々言葉を紡いでいます。

子供は自分をありのままに肯定してくれる稀有な存在である

先日、ガラスのコップを落として割ってしまいました。

 

「あー!」パリーーーン!

 

もともと少しヒビが入ってたコップで、でも旅行のお土産だからと無理に使っていたのですが、ついに臨終が来てしまいました。

 

で、私の叫び声を聞いて、子供たちがワラワラと...。

あぶないから、下がってなさい!という私の声に一応したがい、遠巻きに眺める子供達。

 

落ちたガラスのかけらを焦って拾おうとして、指を怪我してしまいました。

「ママ!大丈夫!?」

ばんそうこう持ってきて!」

「わかった!」

 

「ぞうきん持ってきて!」

「わかった!」

「掃除機持ってきて!」

「はーい!」

 

ガラスコップを落としたエリアが私の出口を塞いでいるために、身動きできない私のために、実に素直に子供たちが手伝ってくれました。

 

それに、たくさん心配してくれました。

「ママ大丈夫?」

「うわ、大変!」

そんな素直な声かけに、なぜかすごく癒されたのです。

 

子供たちは、6歳と8歳。

まだ反抗期のない可愛いお年頃です。

私のことをちゃんと心配してくれ、困った時には打算なく助けてくれる。

そんな小さなことが、この年齢になると、なんだかものすごく貴重なことのように思えてきます。

それに気づいたら、私自身がとても癒された気がしました。

 

この素直さ、いつまで続いてくれるのか...。

なるべくなら、いつまでも子供に慕われる母でいたいなあと思いました。